PCIT WORLD CONGRESSに参加しました!
6月26日から28日にかけてドイツのシュバインフルトにおいてPCIT WORLD CONGRESSが行なわれました。この大会に石堂と岡田(恭子)で参加しました。大会の開催国ドイツは、PCIT*を導入して10年目ということです。ちょうど27日にW杯で韓国に負けてしまったのは残念なようでしたが、PCITの大会は大いに盛り上がっていました。
同じくPCITを導入して約10年の日本人はこの大会に大勢参加し、日本人だけのグループで、シンポジウムを行いました。日本の中でどのようにPCITを実践し、ひろめていくか、という内容です。その中で、岡田(石堂は共同演者)が、クリニックとSUNグループでの取組みについて発表しました。英語での発表でしたが、無事に終えることができ、ほっとしています。私たちは地域とつながりながら、PCITを実践し広めていきたいと考えているので、そのことが発表できてとても嬉しい気持ちです。
また、3日間のシンポジウムやワークショップで、PCITが子どもの問題行動の改善によいだけではなく、ASDの子どもに効果があること、言語発達や社会性の発達にとてもよいこと、さまざまな介入教育やADHDへの薬物治療の前に行うことの意義についても学びました。とても有意義な集会でした。
*PCIT(Parent-Child InteractionTherapy)は、親子の関係を深め、問題行動を減らしたり、親の指示をよく聞いたりすることができるようにする治療です。大人と子どもの絆を深めるプログラム:CAREのもとになっている認知行動療法です。SUNグループでは、この春、二人が認定セラピストを取得しました。
SUNグループのスタッフがSUN-Sanoで毎週PCITを行っています。ぽっこクラブ2にも導入できる準備は整えてあります。実践を行いながら、セラピストの育成にも力を入れていきます。
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